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- マンモグラフィと乳房超音波、どちらを受ければいいの?
マンモグラフィと乳房超音波、どちらを受ければいいの?
検査として優劣があるわけではなく、検出するのを得意とする病状に違いがあります。
個人の状態により、より適切な検査が異なります。
マンモグラフィ | |
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利点 |
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欠点 |
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乳房超音波 | |
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利点 |
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欠点 | ・石灰化の評価がしづらい ・がん以外の良性の所見も見つかりやすく、再検査となる可能性が高くなる ・施行者の技量に依存する ・検診での有効性の確認が未だ確立されていない (厚生労働省指定研究が進行中) |
(注1)
マンモグラフィに伴う疼痛は個人差があります。また月経周期の時期でも多少は異なります(排卵後から月経直前では乳房がしばしば硬くなるため、痛みも増す可能性があります)。月経のある方の乳がん検診はできれば月経開始5日~7日ぐらいの頃に受けていただくほうがお勧めです。この時期であれば妊娠の可能性も低く放射線検査も心配ありません。
(注2)
X線検査のため多少は放射線被ばくがありますが、乳房の局所的なものです。また1回に被ばくする放射線量はごく微量であり、全身に影響したり、骨髄抑制や白血病、発がん等の可能性はまずないと考えてください。